バイトのつもりが、天職に

ずっと、正社員で仕事をしていたのですが、急に引っ越すことになり、しかも、県外で行ったこともない土地に、引っ越すことになったので、その土地に慣れてから、正社員の仕事を始めてもいいかもしれないと思い、まずは、バイトから始めてみようと、バイトの仕事を探してみました。

今まで、事務の仕事をしていたので、新しい土地でも、事務の仕事のバイトがあれば、事務の仕事のバイトをしてみようと、いろいろ探したのですが、家から、近いところに事務の求人がなかったので、どうしようかと迷い、今まで、一度も経験したことのない接客業のバイトの面接を受けることにしました。

見つけた求人は、アパレルの接客業だったのですが、接客業は、初めてだったので、採用されるかとても不安でした。面接に行く前、どんな洋服を着ていけばよいか、どんなことを聞かれるのか、どのように答えたらよいかなど、いろいろ調べました。

面接をしてくださったのは、店長さんで、なぜ、今まで、事務の仕事をしていたのに、接客業をしたいと思ったかなど聞かれたのですが、店長さんは、とてもよい人で、接客業が初めてでもひとつひとつ仕事を覚えていけばいいからと言ってくださり、採用されることになりました。

何もかもが、初めてで、覚えることがたくさんあったのですが、仕事を覚えることを楽しいと思えたので、がんばることができました。

仕事の内容は、洋服を販売することが仕事なのですが、お客様との会話がとても重要でした。

あたりまえのことですが、毎日笑顔で、しんどいときも、つらい時も、笑顔を絶やさないことをまず意識することを教えてもらえました。

体調が悪かった日、それでも笑顔を絶やさないようにと、がんばっていたら、お客様から、「接客業って、ほんとう大変だよね。いつも、笑顔でいないといけないから。大変だと思うけど、がんばってね。」と、優しく声を掛けてもらえ、思わず、涙が出てしまいました。

事務の仕事をしていたときは、人の優しさにふれることがなかったのですが、接客の仕事をして、初めて、自分の仕事が大好きになりました。

楽しいことばかりではなく、クレームがあったり、長時間労働があったりしましたが、あのお客様の優しい言葉を思い出すたびに、がんばろうと

い、仕事を続けることができました。

なんとなく、やってみようかなと思って就いた接客業でしたが、そのおかげで、今では、天職になってしまいました。

仕事の楽しさを知ることができたのは、バイトをしたおかげです。

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